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色の変わる小千谷の紗 [pleasure]

真夏用にと誂えた着物、光によって色の変わる特殊な染料を使っているこいつ、正体が割れました。
小千谷の紗。正絹、よく見ると大柄な市松の織り模様。色変わり染料を使った手染め。染めたのは㈱成田専属の染色作家藤本みどり女史。
image(11).jpg
一瞬、紗の細かい皺がジャージー地を思わせます。この紗がもし紺や臙脂、ビリジアンなんかにぺったり染められていたら、それこそジャージ、体操着です。それをこの縦暈かし、少しくすんだ鶯〜グレー〜くすんだ曙色に変化する染料で体の側面や際に当る部分を濃く染めるとこんな風を通したような着物が出来上がったというわけ。

この染め、一反を単純に右側だけ濃く染め左側だけ淡く染め、ではありません。着物に仕立てた時、その側面などを濃くして体に陰を入れたように見せるよう色を配置してあります。つまり、これは付け下げ。柄がつながっているのですから。けれど、これを付け下げと呼ばず小紋と言い張るのは、単純に裾模様ではないから、付け下げと呼ぶにはポイントとなるべき花柄などがないから、染色作家が呼ばせないから、どう見ても一目で付け下げだと分からないから、こんなところでしょうか。
真夏に結婚式をしやがろうという大馬鹿三太郎な友人がいたらこの帯して銀鼠の冠組でも締めて行こうかな。多分、着物に文句つける馬鹿野郎はいないし、暈かしを無地に分類すべきか縦模様の小紋と分類すべきかきっと出来るやつはいまい。
大馬鹿三太郎がいたら、ね。

冬なら、間違いなく辻が花なんだけどなぁ。
タグ:着物
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miyukimono

こんにちは!
真夏用ですか。。。素敵な色の着物ですね!
(私は今のところ夏は浴衣だけです~)

by miyukimono (2010-10-24 17:52) 

yuka

浴衣は可愛くていいのだけど、やっぱりバスローブ(笑)な訳で。

着物の色、目で見るとこんな色で見えることは寧ろ少ないのですが、カメラの目ではこの色をどうしても拾ってしまいます。いつか、実際の色に近い色を写真に撮るぞう!
by yuka (2010-10-24 20:21) 

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