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澁澤 龍彦 フローラ逍遙 平凡社 [books]

フローラ逍遙 日本のプリニウス、澁澤龍彦の花と豊穣と春の女神の名を冠した植物誌。東西の植物画75点をオールカラーで収められ、ぱらぱら捲るだけでも目に美しい、読んでも気楽で美しい本。
著者について説明するのはとても難しく、ちょっとコア過ぎる本から手に取るといけない人です、とだけ述べておくに留めます。是非ご一読を。

しかし平凡社の本が多いなぁ。


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Cally Hall 宝石の写真図鑑 日本ヴォーグ社 [books]

完璧版 宝石の写真図鑑―オールカラー世界の宝石130土から出てくるものが好きだから?目が鴉だから?本当は分類学が好きなのでは?(そういえば植物分類学は面白かったです、許田先生。)
単純にきらきらしい物が好きなのは古今東西老若男女問わずですが、自分の傾向というか偏りは判っているつもりです。
それは『色が変わること』。アレキサンドライト(金緑石)のように光源の波長が違うと違った色に見えるもの、温度や熱などの外力を加えると光るフルオライト(蛍石)、勿論ダイヤモンド(金剛石)のようにあの不思議な性質――最密構造でないのに最も硬く(共有結合だからですけどね)、真っ黒炭素の筈なのにあの透明さがあり、あの微妙に強い屈折率があり、なんてものも面白いですが、スッピンの美人のような魅力があるのは正式名コーディライト、通称アイオライト、和名菫青石です。ある方向からは菫色、しかししてくるりと方向を帰ると黄色味の褐色になって青紫は姿を消してしまう。手の中で起こる不思議が堪らないのですね。
無論、同じ含まれる微量元素によって赤・青・黄・橙・緑・桃・無色など呈色を変えるコランダム(鋼石)やベリル(緑柱石)等も地球の不思議が思い切り感じられるんですけどね。
<コランダムの色による名前の変化:赤はルビー(紅玉)、青はサファイア(青玉)、橙を蓮の花を意味するパパラチアサファイア。他の色は色名+サファイアで呼びます。ちょっと安直>
<ベリルの色による名前の変化:緑はエメラルド(緑柱石)、水色はアクアマリン(藍玉)、黄色は太陽の贈り物、の意でへリオドール、無色はゴシェナイト、赤いベリルはビクスバイト、桃色はモルガナイト、他に濃い青やエメラルドらしくない緑もあります。>

鉱物好きは結構いるもんです。


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堀秀道 楽しい鉱物図鑑 草思社 [books]

楽しい鉱物図鑑 時代は大きく離れていますが、植物分類に於いて牧野を挙げるなら、鉱物はやっぱり堀秀道でしょう。牧野と堀に共通しているのは、専門学府で博士号を得たのではなく、自力での勉強によって大学院などで鞭撻を得たのと同じ力を得、学位を獲得できた事が凄いのだと思うのです。
そんな小難しい事はさておき、この本の良いところは何しろ写真が大きくて美しい!そしてほしくなったら練馬へGo!鉱物標本店㈱鉱物科学研究所へ…あっ!知らないうちに名前が変わっている!ナンダナンダ虹色に鈍く光る灰鉄柘榴石(アンドラダイト)?レインボーガーネット?えっ、奈良の天川村?はっ!!つい世界に!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)楽しい鉱物図鑑〈2〉
というくらい世界に引き込まれてしまうのです。櫻井欽一もびっくりの肉眼鑑定士です。きちんと説明する事がこんなにぐいぐい引き込む力を持っている事に感激しつつ、同時に地球や宇宙と時間がつくり出す摩訶不思議で多様性に富んでいながら遠く離れた所でも同じ原子組成の鉱物が見つかる…DNAをもたない無機物の互いの関連性には興味の止め処がありません。


そういえば何故春になると鉱物が恋しくなるのでしょう?確か鉱物科学研究所へ初めて行ったのも二度目に行ったのも、豊玉で黄色い鬱金桜が爛漫と咲いている頃合でありました。


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